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伯父のこと。

伯父、故酒井純一の通夜告別式には、たくさんの方にご来場いただき、伯父をお見送りいただきまして本当にありがとうございました。

たくさんの方々が伯父を偲んでくださり、また私個人へもたくさんのメッセージをいただきました。心より感謝申し上げます。

2005年にたまたま1年間だけ鳥取・倉吉未来中心で行われた「吹奏楽クリニック」に講師として参加することになり、高校生の時以来で祖母のいる倉吉に数回通うことになりました。

その時に、祖母の面倒を見るために退職後東京から倉吉に戻ってきていた伯父に再会、私がフルート奏者になっていることを知り、当時から伯父が力を入れていた「障がいを持つ方々」を支援する活動の一環として「障がいを持つ方も持たない方も、赤ちゃんも、みんなが自由に楽しめるバリアフリーなコンサートをやりたいんだけれど、友紀協力してくれない?」と言われて、2006年より倉吉での演奏活動を開始。

最初は親戚や知り合いだけを集めるだけだったものが、バリアフリーコンサートは11回、チャリティーコンサートは来月で4回目、会場の倉吉未来中心の小ホールは満員御礼となるようになりました。

また、その他年に数回たくさんの場所で演奏させていただき、私のこともだいぶ知られて、今では東京人の私が「友紀さん、倉吉に帰って来とんなったね」と言われるまでになりました。

今、私の倉吉や鳥取での活動を倉吉市・東伯郡肢体不自由児・者父母の会の筏津さまや「音楽」の宅配便♪DoReMi主催の小林圭子さまをはじめ、たくさんの方が応援してくださり、お力をお貸しくださっていますが、すべて伯父が作ってくれたご縁です。感謝してもしきれないほどです。

「ガン流島闘病記」というガンになってからの記録を書いていて、病気や治療の経過、薬の名称などはもちろん、どなたに連絡したとか、どなたからどのように励ましのお言葉をいただいたか、そのことへの感謝の気持ちなど、事細かに記してあるものを、倉吉に行く度に見せてもらっていました。

かなり悪いと連絡があり、3月の終わりに飛んで行った時は、痛みで歩くのもやっとだったのに、6/23のチャリティーコンサートの新聞社の取材にも同行してくれて、記者の方に会った途端にしゃきっとし、ジョークも飛ばすいつもと変わらない伯父でした。

チャリティーコンサートへのご協力を仰ぐ時にも、人任せにせずすべて自分の足で回って直接お願いするということが信条だとのことで、その時も痛みをおして一緒に挨拶に回ってくれました。

軍医として行ったフィリピンで戦死した祖父の最期の地に行ってみたいと母が言い、その旨伝えて「今度詳しく教えてね」とメールし「ありがとう。母(祖母)喜んでる。泪が止まらない」と4/30に返事がかえってきたのが、私との最後のやり取りとなりました。

この18年ずっと一緒に過ごしていた、最愛の息子に先立たれた100歳の祖母の心情は、いかばかりだったでしょうか。時折涙を流し、それでも乱れることはなく、静かに棺に「バイバイ」と手を振る姿は本当に悲しく切なく、見ているのが辛かったです。同時にとてつもなく強い祖母の精神力を見た気がしました。

伯父がまだ元気でも、今年が伯父に関わってもらえる最後の年だと何となく感じていました。ですので、伯父が作ってくれた素晴らしいご縁をすべて詰め込もうと、6/23のチャリティーコンサートの準備をしてきました。

伯父の悲願だった「バリアフリー」の信条。聴いていただくだけでなく、今回は「共にステージに」というテーマを掲げて、私と一緒に舞台に上がり演奏していただける障がいを持つ方々や地元学生たちのお名前がたくさん記載され、また背景に障がいをもつ方の作品を掲載したチラシが出来上がった時の伯父の喜んだことといったら!だからこそ、本当に見てほしかったし、本人も車椅子でもとにかく行きたいと頑張っていましが、残念ながら後1ヶ月というところで、その望みは叶いませんでした。

それでも私は伯父の意思を継いで、一生懸命やるのみです。

6/23(土)のチャリティーコンサートまで後1ヶ月となりました。たくさんの倉吉、鳥取での素晴らしいご縁を大切に頑張って参りますので、ぜひ会場に足をお運びいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

伯父の戒名の最初の2文字は「清々しく一切曇りのない」という意味だそうです。そんな雲ひとつない爽やかな青空の日に、びっくりするほどのたくさんの方々にご参列いただき、伯父を送ることができました。どうぞ皆様のお心の中に、伯父のあの笑顔をずっと置いておいていただけますように。

本当にありがとうございました。

笑顔がそっくりな伯父と従兄。どんな時も明るく場を盛り上げる伯父でした。

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相当痛みがひどかったにも関わらず「大丈夫、大丈夫」と。祖母宅にて。

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昨年12月。クリスマスプレゼントの赤いマフラーを巻く100歳の祖母と伯父。

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3月終わり。痛みを押して日本海新聞の取材にも立ち会ってくれました。

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そして、この滞在最後の夜。伯父との最後の宴となりました。ファミリー同然のI家とご一緒に。

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