私の生徒の一人、Katharine
6歳になったばかりでフルートを始めました
8歳の子のレッスンをスタートした経験はあったけれど、こんなに小さな子のレッスンをするのは初めて。
『本当にフルート持てるのかなぁ
』と、不安を抱えてのスタートでした。
会ってみたら本当にちっちゃくって細くって、フルートを支えることはおろか、持ち上げていることさえままならなかったのですが、U字管でやることは6歳の彼女のプライドが許さず、最初から普通のフルートで頑張りました
『フルートは大好きだけど、重いから今日はやりたくない』
とか、
『今日は、B、A、Gの音だけ練習する』
とか、
『今日はClapping(リズム叩き)だけ』
とか、
『今日は、セオリーだけ勉強する』
とか、レッスンの内容も自分で決め、小さくても本当にしっかりした子でした。
そのうち、学校のBand Classに参加し、機会があればクラスで演奏するなど、めきめきと上達し、最初は楽譜にすべて音名をふってリズムも一つ一つ教えなければならなかったのに、いつのまにか楽譜も読めるようになりました。
一緒にアメリカンクラブのパーティーで『Japanese Anthem(君が代)』を演奏したこともあります。
ハイスクールに入り、新しい楽器を買った時には、パパの希望で、一緒に埼玉にあるMURAMATSUのFactoryまで見学に行って、めちゃくちゃな通訳をするハメになりました
ずっとBandで頑張ってきたのですが、『Bandのピースだけじゃつまらないし、時間を取られちゃう。もっと先生とソロピースを練習してコンサートに出たいの』と言って、2年ほど前にBandを辞め、それからたくさんのソロレパートリーを練習してきました。
小さな頃から『フルート大好き
』といつも言っていました。
・・・そんなKatharineも、もう18歳。
卒業式は6月ですが、3月から3ヶ月間ワイオミングのサバイバルキャンプに行くことになり、そのあとはアメリカの大学に行くので、レギュラーレッスンは今日で終わりとなりました。
今日、アメリカンクラブで一緒にランチを取って、たくさん思い出話をして、たくさん笑いました
今度会うのは6月。
これからは、帰国した時(彼女は東京生まれ東京育ち、ご両親は日本で会社を持っていらっしゃるので、日本に『帰ってくる』のです)だけのレッスンとなりますが、過酷なキャンプや初めての大学の寮生活、初めてのアメリカでの生活など経験することによって、一回りも二回りも成長することでしょう
その話を聞けるのがとても楽しみです
かっぱ巻きや鉄火巻き、マグロのお寿司(もちろんサビ抜き
)を必ず成田で買って、飛行機に乗るKatharine。
『うどん』が大好きで、ハイスクールでのランチはいつも『うどん』、唯一観た日本映画のタイトルも『うどん』というKatharine。
レッスンの時に、私と習いたての日本語をしゃべっていたので、Japaneseのクラスが『Nativeのクラスになったの~』と喜んでいたKatharine。
私の英語の発音を、徹底的に直したのもKatharineです
12年間の思い出は、尽きないほどたくさんあります・・・
生徒の成長は嬉しくもあり、でも淋しいけれど、再会をとても楽しみに
これからも頑張ってね、Katharine